業界の裏話
その1
系列店舗・または店舗内でも転売に対する意識は違う
これについての疑問を持つ人は多いと思う。
過去に転売屋の影響で一般のお客さんからクレームを受けた
店舗・店長などの一部が、転売に対しての厳しい対策を行っているという。
一般のお客さんが離さないための対策なのでまぁ必然といえるでしょう。
しかし、あくまでも本部の指示ではないということです。
「転売に厳しい店舗」といっても2パターンに分類されます。
・ 従業員全員が同じ意識で統一され ている店舗
・ 同一店舗内でも従業員によって全然違う 店舗
前者の場合はもうこれは仕方がないでしょう。
そういった店舗だと認識し、別の店舗での仕入れをした方が効率が良いです。
しかし軽視できないのが後者のパターン。
実際にあった話ですが
転売に対して厳しい店長
値下げはもちろん、同一商品の複数購入も断られてしまいました …
しかし後日交渉したのは副店長
予想以上の値下げに加え、大量購入も快く承諾!!
店舗内でも対応してくれる店員さんによって全然違いますね。
どちらのタイプなのか?というのは
実際に複数の店員と接触し判断する、これが重要です。
その2
顧客情報の管理
会計時にレジで「会員の提示」「会員の入会」を
勧められたことがあると思います。
どのお客さんがいつ、何を、何個、いくら購入したなど全て管理されています。
その他の情報だと
・住所
・名前
・電話番号
も管理されています。
その目的の1つとして、初期不良等でメーカーから回収が通達された時
すみやかに購入者に連絡するためでもあります。
重要なことなので繰り返します。
購入履歴などはすべて管理されている
ここを忘れてはいけません!
例えばこんなケース。
かなり儲かる商品を見つけた!!
他の店舗の在庫も回収しよう♪
問題はその後です!
電話にて在庫の確認・取り置きをするとしましょう。
僕もかつて電話で取り置きをお願いしたことがありました。
最悪の場合、それがどうなるか?
ご説明しましょう。(実体験です)
「 すみません、○○という商品の在庫はありますか? 」
「 確認しますので少々お待ちください…ハイ、ございますよ 」
「 すぐに伺いますので、取り置きをお願いできますか? 」
「 かしこまりました…あっ、もしもしお客様? 」
「 はい? 」
「 先程 A 店でもこちらの商品をご購入されてますよね? 」
「 さらに B 店でも取り置きされてますよね? 」
「 どういった目的でご購入でしょうか? 」
などなど…
電話番号と購入履歴の情報を預けてあることは理解していましたが、
まさか電話をかけた段階で断られるとは思わなかったです^^;
その3
具体的な対策とは?
これはもう簡単な話。
会員情報を提供せず、仕入れを行うこと。
電話での取り置きをしたいのならば、
情報登録していない電話番号を伝えるのもいいでしょう。
転売屋対策が厳しいのならば
レジで会員情報を提示しないという方法もあります。
大量仕入れできるメリットもあれば、
ポイントが付かないなどのデメリットもありますので注意しましょう、
まとめてみましょう。
店舗・店員による転売に対する意識の違い
店舗一丸となって厳しい店舗はどうしようもありません。
しかし一部の従業員で判断するのは勿体ないです。
顧客情報の管理
この部分は知らない方も多いと思います。
今後仕入れを断られることがないよう、是非意識してみて下さい。
状況に応じて会員情報を提示するなどして
うまくお店と付き合っていくことをお勧めします!